留学するということ

短期か長期かは別にして、日本ではない他の国に留学生として住むということについて私が思うことです。

大学からの留学や完全にプライペートな留学いろいろ種類はありますが、結論から言うとするべきだと思います。今はこんな時期なので物理的に難しいですが、コロナが終わってまた自由に行き来できる時が来たら人生に1度は経験すべきことじゃないかなと思います。例え2週間や1ヶ月の短期であっても何か学ぶことは必ずあるし、日本とは違う世界や文化があることを身をもって経験することが今後の自分を成長させると思います。


初めての留学

私は19歳まで日本を出たことはありませんでした。ど田舎出身なので外国人と関わることすらありませんでした。もともと英語に興味があったので初めての海外は一人でカナダへ2週間語学留学をしました。一人で飛行機に乗るのも、外国にいくのも初めてでした。怖かったんだろうけど、ワクワクしか覚えていません。

正直、英語でのコミュニケーションは周りのレベルが高くて 分からないと思う場面の方が多かったです。ホストマザーだった75歳くらい(と思われる)おばあちゃんのいうこともよくわかりませんでした。だから、一度 夜遅く帰ってきて翌日ものすごく怒られました。それでも今まで自分が見たことがなかった世界にいることの刺激が強くて、ちょっとこの刺激をもう少し感じていたいと思い2週間はとても短いと感じたのを覚えています。


交換留学でフィンランドへ

2回目の留学は大学の交換留学制度を利用してフィンランドはヘルシンキに行きました。ここでは期間も9ヶ月間で前回よりももっと長かったし、なんと言っても日本人が周りにいませんでした。そこで完全に異文化に浸りました。大学の勉強は難しかったですが、楽しかったしフィンランドからいろいろなところへ旅行に行きました。ここでも日本ではない いろいろな国から来ていた友人たちと接し、日本との違いをとても感じました。

特にスペイン人の友達に待ち合わせで連絡なしで30分ほど待たされたあげく、ほとんど”ごめん”なしで登場したときには”???”と思いました。

この留学で、けっこう個人的な価値観や考え方が変わったような気がします。若かったというのもありましが、興味は日本の外へ外へと向かって行きました。


語学留学でスペインへそのまま滞在

前回の留学からだいぶ時間がは経ちましたが、フィンランド留学時代にできたスペイン人の友人たちやスペインへ旅行したこともあり興味があったので語学留学をしました。30歳目前のことです。スペイン語に魅了されたのもありますが、スペイン社会が私には心地いいのか今もなおここにいます。もう、7年になるのでここまでくるとスペインのいいところだけではなく悪い部分も見えてくるし、逆に日本のいい部分と悪い部分も感じます。でも総合して自分にあってるのはスペインなのかなと。特に自分は日本文化に浸って日本の教育を受けて育っているので今は 外から日本を客観的に見ている感じです。もちろんホームシックになることもあるし、基本的に日本は大好きです。母国ですからね。


留学をする意味

留学なので、基本は勉強をすることになりますが大学などに留学する場合は、日本の大学との違いを感じるでしょうし なんと言っても本当にいろんな人種のいろんな考え方があり、日本で、一つの民族の中で教育を受けるのとはやっぱり違う気がします。違う人、違う考えと接することは 刺激的です。

私の場合は留学することが自分的にいい方向に働きましたがもちろん、千差万別で もう留学なんてしたくないと思っている人もいるでしょう。ただ、日本にいるときには感じられない、異文化や社会を体験することは大切だし 当たり前のことが当たり前ではないことを知ることはその後の人生や考え方にもいい影響を与えてくれると信じています。日本が島国でまだまだ移民が少ない国だからこそ、留学に価値があるのではと思います。

国際化もそうですが、これからは日本も人口が減り、移民に人たちの助けが必要になってくる時代が訪れようとしています。だからこそ、日本以外の社会を知ることは重要だと思います。

Alicante Yokoso

人生に一度、海外に住んでみたいなんて思ったことありませんか。私もそう思っていました。 スペイン語に"nunca es tarde" という言葉があります。  何事も遅すぎることはない という意味です。 人生は一度切りです。 そんな方の背中を押し、初めの一歩を踏み出すお手伝いがしたいと思いこのブログを始めました。

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