Canje 日本の車の免許証をヨーロッパのものに変更する。
早速ですが、今回は日本で取得した自動車免許をスペインの自動車免許に切り替える(スペイン語でcanjeと言います。)方法を書きます。
こちらは 2018年5月のやり方です。
行く前に 交通局のホームページで予約を取ったほうが確実です。https://sedeapl.dgt.gob.es/WEB_NCIT_CONSULTA/solicitarCita.faces
提出場所:Jefatura de trafico (交通局みたいなところ)(www.dgt.es)
必要書類:
- 申し込み用紙 交通局のホームページからダウウンロード可
- Tasa(手数料)支払い証明書(交通局でクレジットカードで支払いできるので そちらのほうが簡単だと思います。*現金での支払いは不可。
- NIE またはパスポート(どちらも持って行ったほうがいいです。)
- 運転適性検査証明書 (交通局の近くにあるcentro de reconocimiento で行います。)ここで手数料約50ユーロを支払います。
- 日本の運転免許証とそのスペイン語翻訳
これは領事館で依頼できます。私の場合、2年前にバレンシアに住んでいた時に来た領事サービスの時に依頼をしました。当時運転免許の切り替えを考えていましたが、後回しにして2年経ってしまいました。2年もたっているから大丈夫かな(有効かな?)と思っていましたが、いけました。確か手数料が15ユーロくらいだったと思います。
予約した当日、早めに出て運転適性検査証明書をもらうために、centro de reconocimiento(小さいクリニック?)に行きました。アリカンテの場合、交通局の周りに確認できただけで4件くらいありました。そこで簡単な質問(大きな病気をしたことがあるかや飲酒の習慣など、ちょっと記憶が曖昧ですが・・・)を受け、視力検査と適性を見る簡単なゲームみたいなテストを行います。私の場合、一定の速度で動いている点を追ってそれがトンネルに入って(トンネルにいる間は点は見えない)その点がトンネルから出るのを予測して出ると思われる瞬間にボタンを押すというものでした。簡単なテストなので安心してください。それが終わったら、適性検査の証明を出してくれます、と言ってもその証明をデータで交通局に直接送ってくれるので、証明書を実際に受け取るという訳ではありません。そして、ここで約50ユーロ(だったと思います)を支払います。ほかに誰もお客さんがいなかったので全部で20-30分で終わりました。交通局に行く当日に行かなくても別の日に行ってもいいですが、私はめんどくさかったので、まとめて同じ日にしました。
そして、次はお隣の交通局へ。入ったら、まず番号をもらうためにコンピューターにNIE番号を入れます。すると、予約時間と番号がもらえます。そして、電光掲示板に自分の番号が出るまで待ちます。順番が来たら、机に行き、必要書類を提出します。するとここで宣言書みたいなものにサインをします。内容はよく覚えていませんが、これにサインをしないと始まらないのでしました。すると、お姉さんから、”じゃあ、切り替え(canje)できるか確認する必要があるから、確認ができたらメールでお知らせするのでちょっと待ってね。OKが出たらまた予約を取ってここにきてね。”と言われました。書類提出して終わりと思ってたらちょっと違ってました。”手数料はどうする?今払う?それとも確認できてからにする?”と言われたので、”確認できてからにします。”と言いその場を後にしました。
メールを待つこと約3週間・・・やっとメールでOKの返事がきたので、再び予約をとりました。当日はとても簡単。机で係の人に来たメールを見せ、日本の免許証を渡し、手数料(28ユーロくらい)をクレジットカードで支払い終了。その場で実際の免許証が発行されるまでの仮の免許証(紙)をもらいました。本当の免許証は郵送で家に送ってくるそうです。約1か月後に送付されました。それまでは発行日から3か月間有効な仮の免許証(紙きれ)で運転が可能ということです。日本の免許証は日本の領事館に送られ、送られ次第領事館から連絡があり返却するかどうか聞かれるということでしたが結局2年後の2020年になっても返却されませんでした。そのまま有効期限も切れたので、日本で紛失兼有効期限切れで免許再発行しました。この辺はお気をつけください。
ちなみに私は125CCの原付バイクにのりたかったので、この免許で乗れるかと聞いたところ、過去に自動車の運転歴が3年あったら125CCに乗れるみたいです。
ということで、免許切り替え(canje)の記録でした。
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